2018年7月21日土曜日

SysML初級講座 第15回 構造化分類子の記法

内部ブロック図の基本的な書き方は、UMLの構造化分類子と共通します。
従って、この講座では、SysML固有の部分を中心に議論したいと思います。
Carブロック図
前回登場したCarブロック図(左図)を使ってこれを内部ブロック図に変換して行きます。

ちなみに、Carブロックの内部表現は下の、図2. Carブロック内部表現図のようになることは、以前お話しした通りです。

このCarブロックを、構造化分類子と同じ方法で内部を表現したものが、図3.Carブロックstructure図(構造化図)になります。
これは、Carブロックのpartコンパートメントとreferenceコンパートメントをstructureコンパートメントに置き換えたものです。

図2. Carブロック内部表現図
図3 Carブロック structure図




structureコンパートメント内の、motor:Engine、rear:Wheel、front:Wheelの各四角形は、クラスやブロックではなくRoleと呼ばれ、文字通りシステム内での役割に着目した命名です。
各ロール(Role)の四角形は、Carブロックとの関係で、Part(association)の場合は実線、Reference(association)の場合は破線で記述され、多重度も記載可能です。
また、ロール間の関係(上の図ではEngineロールとrear:Wheelロールを結ぶ実線)は、関連(association)ではなく、Connectorと呼ばれます。



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