2015年10月30日金曜日

フォルクスワーゲンのミステリー その3

九份 夜景
 前回、筆者の過去の経験をいささか長々と書きましたが、言いたいことは、要はフォルクスワーゲンの不正と言われるソフトウェアが、現代の通常の品質管理プロセスでは見逃されるレベルでは到底ないことです。
発見はいたって簡単なレベル、「お子様ランチ」のレベルどころか、「おめざ」程度、すなわち朝飯前の段階です。
 では、フォルクスワーゲン社の品質管理レベルが相当に低かったのだろうか?
 それも極めて考えにくいことです。
というのも、この程度のバグが見逃されるというレベルは、ほとんど実用のレベルに達していないと言えますが、この不正以外に特段の品質問題は起こしてないのだから、むしろバグだとみなされていなかった、すなわち、組織として意図的にこのコードを埋め込んでいたと推察されます。
傍証としては、
  1.  この不正が何年にも渡って行われていて、相当の台数にコードが埋め込まれていたこと。バグとして認識していたら、こんなことはあり得ないでしょう。
    組織として、この不正コードを意図的に埋め込んでいたと推察されます。
     
  2.  外部の関連会社がフォルクスワーゲン社に対し、過去にこの不正コードに関し警告を発していた、というニュースは、この不正にマネジメントの関与を強く疑わせます。というのも、マネジメントが、社内調査させれば、至って簡単に発見されるレベルだからです。

 などが、あげられます。


次回に続く、

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